登れる世界最大のピラミッドの上で乾杯!

世界遺産テオティワカンの太陽のピラミッドから月のピラミッドを見下ろす壮観な眺め。

感動です。

at Pyramid of the sun, in Teotihuacan MEXICO

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場所:
太陽のピラミッド(Pyramid of the sun)

住所:
55800 San Juan Teotihuacán, State of Mexico, Estados Unidos Mexicanos(メキシコ合衆国、United Mexican States)
地図

備考:
おそらく何の文字的な記録の無い紀元前2世紀において、その時代においては突出して高度な文明を形成していたであろうメキシコ中南米の古代文明の足跡テオティワカン。

まずは現存するピラミッドの中で(エジプトのクフ王のも含めて)世界で3番目の規模を誇る太陽のピラミッド、今もなお人々が登れるという磐石の強度を誇るピラミッドという意味で言えば、世界最大の現役ピラミッドなのです。

エジプトのクフ王のピラミッドに比べると角度が緩やかで、まさに見た目もどっしり安定感がある風貌。

↑裏面は、ちょいちょい崩壊気味な部分もありますが、むしろ自然と調和した姿が威風堂々。

テオティワカン遺跡の中では最大の大物です。

最大の大物でありながら、実はメインストリートの「死者の通り(Boulevard of The Dead)」の突き当たりに鎮座する「月のピラミッド」の方が主役っぽい印象を受け、ただ大きいだけで脇役っぽい立地に鎮座するのが「太陽のピラミッド」という少し違和感のあるネーミングなのです。

まあ、そもそも“太陽のピラミッド”とか“月のピラミッド”などと呼んでいるのは、実際にテオティワカン遺跡を造り使い暮らしていた紀元前2世紀からのテオティワカンの人々が名付けた訳では無く、紀元8世紀ごろに滅んだと思われて以降の空白の時を経て12世紀に偶然たどり着いて発見したアステカ人が、独自にいろいろ想像し、アステカの太陽と月の伝説や信仰に基づいて勝手に名付けたものなので、多少違和感があっても仕方がないですね。

ちなみに“テオティワカン”とはアステカの言葉で“神々の都市”という意味だそうです。

それにしても太陽のピラミッドから見下ろしているとは言え、街の主軸、メイン通りの突き当たりに堂々と鎮座している月のピラミッドの存在感は見事です。

テオティワカンのメインストリート、死者の通りを進んで行くと月のピラミッドに突き当たり、またしても急峻な階段を登ることができ、有り難くも歴史を踏みしめることができます。

太陽のピラミッドの様に頂上まで登れませんが、月のピラミッドからの眺めも素敵です。

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さて、テオティワカン遺跡群の3番目に大きいピラミッド「ケツァルコアトルの神殿」は、油断すると見落とし勝ちの場所にありますが、他のピラミッドと違い彫像や浮き彫りなどで装飾されており、ちょっと用途が違っていたのかという印象を受けます。

ちなみにどう見ても鬣(たてがみ)を持つライオンにしか見えない彫像は、神殿の名前になっている“ケツァルコアトル”で、“羽毛のある蛇”を意味しているとのこと。

またケツァルコアトルと並んでいる四角い宇宙人かロボットみたいな不自然な彫像は、“トラロック”という“雨の神様”だそうです。

たびたび世界七不思議などで言われる、ナスカの地上絵をはじめ古代の南米に宇宙人がいた説は、なんとなく納得できる気がします(^_^)

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さて、最後に抑えておくべきテオティワカン遺跡の建造物は、月のピラミッドの近くにある「ケツァルパパロトルの宮殿」。

月のピラミッドで行う祭事などに携わった神官などの住居跡だと言われており、テオティワカン遺跡の中では最も当時の姿に近く色彩豊かに復元された遺跡です。

↑こちらは中庭部分の床に水を張り、映った星の位置から天体観測を行ったという。

ちなみに宮殿の名前になっている“ケツァル”は前述の「ケツァルコアトルの神殿」とも意味が少し違い“神聖な鳥”を意味するとのことで、“パパロトル”は“蝶”を意味しているとのことですが、壁画や↓

神殿の石柱に浮き彫りされているケツァルらしい鳥は見つけましたが、↓

パパロトル(蝶)はついぞ見つけることが出来ませんでした。

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さて、世界遺産テオティワカンへは、メキシコシティから日帰りというか半日で行って帰って来れる近さで、しかも自力で行けばバスで往復500円程度で行けるので、是非ともツアーではなく自力でチャレンジして行くことをおすすめします。

最初に発見したアステカ人ほどではないでしょうが、たどり着いた達成感や感動によって、きっとピラミッドの上から見える景色も違って見えることでしょう。

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