(現地で飲む)世界のビール vol.444

「TUBORG GRON」

ほのかな香りに油断していると、口の中に広がる品の良い苦味とコクに嬉しい驚き。

ちなみにこの酒場は、コペンハーゲン定番のビールはもちろん、世界中のビールも種類豊富で、旅行者も地元の人もずっと入り浸って飲んでいたい!と思える酒場です。

at Jernbanecafeen in Copenhagen, Denmark

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場所:
Jernbanecafeen(イヤンベイン・カフィーン)

住所:
Reventlowsgade 16, 1651 Vesterbro, København K, Danmark(デンマーク、Denmark)
地図

備考:
コペンハーゲン中央駅(Københavns Hovedbanegård)の西口駅前にある、抜群の立地にある酒場「Jernbanecafeen」。

お店の前に路上のテラス席もあり、気持ち良さそうです。

店内の壁には歴史がありそうな古めの写真が飾られ、天井からはデンマーク国旗と、何かお店のコンテストか何かで表彰されたお客様の写真っぽいものが垂れ下がっている。

お店の名前「Jernbanecafeen」は、“鉄道カフェ”という意味だけに、奥には鉄道模型が飾ってあり、

店内を機関車が走る!

夜が更けると更にお客さんが増えて夜な夜な盛り上がる人気店。

ホントここはオススメです。

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さて、冒頭のビール「TUBORG GRON(ツボルグ・グリーン)」は、1873年に設立された「ツボルグ工場(Tuborgs Fabrikker)」で、1880年より造り続けてきたデンマークの伝統あるピルスナービールです。

ちなみに“ツボルグ”という名前は、ツボルグ工場の建物が、かつて「ヨナス・ツゥース(Jonas Thues)」氏の小さな旅館で、人々が集まり飲んで騒ぐ場であり、人々が親しみを込めて“ツゥースの城”と呼んでいたところから、デンマーク語で“城”は“Borg”で“Thues Borg(ツゥース・ボルグ)”、それを短縮して「Tuborg(ツゥボルグ)」と名付られたとのことです。

なお、ツボルグ工場は、1970年にカールスバーグに買収されましたが、カールスバーグもツボルグの歴史に敬意を表し、その後もあの“ツボルグの城”と呼ばれる醸造所と、そこから生み出される「TUBORG」ブランドの各種ビールを存続させております。

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そんな大資本のビール会社の話は別として、独立していながらコペンハーゲンのビール業界を牽引するだけでなく、世界中にデンマークビールを広めるという意気込みを感じるクラフトビール醸造所、ご存知「Mikkeller」です。

(現地で飲む)世界のビール vol.443

「Mikkeller SCOUR SCANDINAVIA」

柑橘系のフルーツを思わせる酸っぱい系サワーエール。

at Mikkeller Bar in Copenhagen, Denmark
地図

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このビールの正式名称は「Scour Scandinavia Spontan Seabuckthorn」といい、直訳すると“スカンジナビア地域中を探し回って見つけた自生しているシーバックソーン”という意味で、200種類以上の豊富な栄養素を含み、美容や健康への効果が期待されるスーパーフルーツ、“シーバックソーン”を使った身体にも良さそうなビールです。

このような他にはない独特のレシピでビールを醸造する“ミッケラー醸造会社(Mikkeller ApS)”は、2003年にコペンハーゲンの数学と物理の教師ミッケル・ボルグ・ビョルグソ(Mikkel Borg Bjergso)とミッケルと幼なじみのクリスチャン・ケラー(Kristian Keller)が自宅のキッチンで醸造を始めたところから、2005年にミッケルの双子の兄弟、イェッペ(Jeppe)がビールショップをオープンしてビールを売り出したことで、瞬く間に世界中にミッケル&ケラーの評判は広まりました。

2006年にはコペンハーゲンはもちろん、世界中のビールアワードで最高評価を得るなど、大躍進を遂げ会社組織となりましたが、そんなミッケラーは独自の醸造所を持たずに既存の醸造所に製造委託をすることで、資本がなくともビールレシピのアイデアで十分にクラフトビール醸造家になれると証明し、デンマークだけでなく、世界中のクラフトビール業界のレジェンドとなったのです。

そして今では世界中50カ国にクラフトビールを輸出し、世界中で同数のバーとレストランを経営しています。

ということで、「Mikkeller TOKYO」にも訪問。

渋谷のラブホテル街、円山町にありながら連日にぎやかに客が溢れ盛り上がる「Mikkeller TOKYO」。
地図

(現地で飲んでないけど)世界のビール

「MIKKELLER’S BACKYARD(ミッケラーの裏庭)FEAST OF SOLITUDE(饗宴の孤独)」

アプリコット入りのワイルドエール、アプリコットの甘酸っぱさを上手にビールへと昇華させる手腕は、さすがミッケラー、お見事です。

昨今、世界中でクラフトビールが盛り上がり、市場が拡大することでビール目当てに世界を旅する楽しみが増え、そんなこんなでトラビーラーにとっては良い時代になってきたことを日々実感できる今日このごろです。

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