コペンハーゲンと言えば「カールスバーグ」。

今や世界に名だたる世界ブランドのビールですが、実はデンマークのコペンハーゲンが発祥なのです。

ということで、コペンハーゲンに来たからには「カールスバーグ」三昧してしまいましょう!

at Nyhavn in Copenhagen, Denmark

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場所:
ニューハウン(Nyhavn)

住所:
Nyhavn,1051 København K, Danmark(デンマーク、Denmark)
地図

備考:
コペンハーゲンの最も有名な観光名所、カラフルな建物が建ち並び“新しい港”を意味するニューハウン。

あの有名な童話作家、アンデルセンが好んでこの街に住み続けたという美しいニューハウンの景観は、実は観光のためではなく、霧深いコペンハーゲンの船乗りが、港に帰った際に自分の家を識別できるように壁の色を塗り分けた、というこの地の必然性から生まれた景観なのです。

ちなみに世界中に同様の理由で隣と違う壁の色を塗り分ける港町が多くありますが、ただ単に世界中の船乗りの男どもが共通して真っ直ぐ家に帰らない言い訳をするので、それに対抗して船乗りの奥さま達が言い訳を封じ込めるために塗り分けたのでは、とか深読みして妄想を楽しんでおります。

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さて、デンマーク・コペンハーゲンを代表する世界企業「カールスバーグ」は、1847年に当時24歳であったJ.C.ヤコブセン(Jacob Christian Jacobsen)によって創業。

創業当時、J.C.ヤコブセンの5歳だった息子カール君の名と、醸造所があったコペンハーゲンのヴァルビー丘陵(Valby Hill)の愛称「Bjerg(デンマーク語で“山”の意味)」を組み合わせて醸造所に「カールスバーグ」と名付けました。

そんな社名にまで掲げるほどの愛情を受けた息子カール氏、なんと40歳で父親との経営方針に反発し、自分で別会社「ニュー・カールスバーグ社(Ny Carlsberg)」を設立して飛び出し、父親と激しく競合することに(⁠^⁠^⁠;)

まあ、その後10数年後には両社が合併して元の「カールスバーグ」になりますが。

そんなお茶目な2代目社長カール氏、あのコペンハーゲンの名所、人魚姫の像をコペンハーゲン市に寄贈した人物なのです。

ちなみに、これで個人的には、いわゆる世界3大がっかり名所(シンガポールのマーライオン、ブリュッセルの小便小僧とコペンハーゲンの人魚姫)をコンプリート(⁠^⁠^⁠)v

どの名所もそれなりに趣があり、“がっかり”ではないと思いますが。

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さて、話が脱線しましたが、今や世界第4位のビール供給グループである「カールスバーグ」は、実は現代に続くビールの安定した大量生産技術を生み出した、人類のビール文明史の1ページに残る大発明をした醸造会社なのです。

それまでビールを醸造する酵母は、自然まかせ、運まかせ的な、職人の感覚に頼った醸造技術で出来上がりの品質がバラバラでしたが、創業者の、あの父ヤコブセンが設立したカールスバーグ研究所で研究していたエミール・クリスチャン・ハンセン(Emil Christian Hansen)博士が、1883年にビール醸造に最適な酵母だけを抽出・培養するという「酵母の純粋培養法」を確立し、それにより品質の安定したビール醸造が可能になったとのことです。

詳しくはカールスバーグのホームページで。

そんなビールの発展と普及に大きく貢献した「カールスバーグ」、コペンハーゲンに来たら世界中で見かける、あの緑の「カールスバーグ」だけでなく、いろんな種類を飲みたい!

と思いきや、コペンハーゲンの街中のバーでも、それほど種類は置いてなく、カールスバーグ三昧とはいかないのです…

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ところが、カールスバーグのビール各種を一度に堪能できる場所を空港に発見!

コペンハーゲン空港にある「カールスバーグ・アヴィエーター・ラウンジ(Carlsberg Aviator Lounge)」です。
地図

自分で注いで飲めるTAPに数種類のカールスバーグが!

デンマークの国民食、名物料理のスモーブロー(Smørrebrød、オープンサンド)を自分で作れるよう、ライ麦パンやローストビーフ、生ハムやチーズ各種その他食材も豊富にあり、我流のスモーブローをツマミながらビールが進む!

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ということで、まずは定番、

(現地で飲む)世界のビール vol.442

「Carlsberg Pilsner」

キレのある爽快な苦味とホップの香り、期待を裏切らない美味しさ。

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で、お次は「酵母の純粋培養法」を確立した、1883年当時のラガー、

(現地で飲む)世界のビール vol.446

「Carlsberg Original 1883」

燻香が心地好くビターな味わいが歴史を感じ美味しい!

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そしてお次は0.5°という低アルコールビール、

(現地で飲む)世界のビール vol.447

「Carlsberg NORDIC」

香草が香る草原の青さを想起させる素敵な味わい。

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そしてカールスバーグ・グループのクラフトビール醸造所「ヤコブセン醸造所(JACOBSEN BRYGGERI)」の限定ビール、

(現地で飲む)世界のビール vol.448

「Jacobsen Yakima IPA」

正面から来るホッピーな香りと苦味が素晴らしい!

こちらのビールは、アメリカ西海岸ワシントン州のヤキマ渓谷で栽培する4種類のホップを使い、爽やかな苦味とフルーティな香りが特徴で、飲むとなんとも嬉しくなるビールです。

なお、このビールを提供する「ヤコブセン醸造所」は、カールスバーグの創業者JCヤコブセンにちなんで名付けられ、高級路線のクラフトビールブランドとして2005年にカールスバーグ醸造所の中に設立。

近年における高級路線のプレミアムビールの市場拡大や職人技が創り出すクラフトビールの世界的な人気に見事に乗り、世界中から様々なホップや材料を集め革新的なクラフトビールを造って成功しているとのことです。

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さて、最後はコペンハーゲン中央駅前のバーで飲んだ驚きの「カールスバーグ」!

(現地で飲む)世界のビール vol.445

「Carlsberg ELEPHANT」

このピリ辛な美味しさは今までに無い、予想外のジャンルの美味しさ!

ビールの裏ラベルの説明書きにある「一度飲んだら、忘れられないビールです!」はホント。

このビールの美味しさは、言葉では表現できないので、ぜひコペンハーゲンで飲んでみてください!

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