(現地で飲む)世界のビール vol.18

瀋陽製造の「雪花啤酒 純生 SNOW DRAFT BEER」

中国で一番の生産量を誇る雪花ビール。

満洲時代の1934年に大日本麦酒とキリンビールの合弁で奉天(現在の瀋陽)に設立された満洲麦酒(満洲ビール)が始まり。

麦の香りがしっかりと残る正統派の誰でも飲みやすい美味しさ。

満洲餃子の老舗店、老辺餃子館で種類豊富な餃子と一緒に飲む雪花ビールは最高!

at 老辺餃子館本店 in 遼寧省瀋陽市, CHINA

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場所:老边饺子馆 本店 (Lao Bian Dumpling)

住所:
中国辽宁省沈阳市沈河区中街路208号
208 Middle St Rd, ZhongJie ShangQuan, Shenhe Qu, Shenyang Shi, Liaoning Sheng, 中華人民共和国
+86 24 2431 5666
地図

備考:
老辺餃子館本店は、日本で新宿にも出店する中国東北地方の餃子有名店の総本部。

満洲から誕生した征服王朝である清朝中期の1829年に、宮廷料理人の辺福老人が創作した老辺餃子。

門外不出の餃子の餡(あん)が、当時の皇帝、清朝第8代皇帝の道光帝(愛新覚羅旻寧)より”当代随一”と賞賛を浴びたという。

ちなみに創業は200年近い歴史があるものの、現在の店舗は元の創業店を本部ビルに建て替えて新しい建物になっているため、内外装からは趣は感じられません。

それでも料理各種は、創業以来の歴史と工夫を積み重ねた見た目も楽しい種類豊富な蒸し餃子を中心に、すべて流石の美味しさで、ついつい食べ過ぎ飲み過ぎてしまいます(^_^)

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さて、雪花ビールは、満洲国時代の1934年に大日本麦酒とキリンビールの合弁で奉天(現在の瀋陽)に設立された満洲麦酒(満洲ビール)が醸造したのが始まり、というところまでは先に述べた通り。

その満洲麦酒が1936年に瀋陽市鉄西区に建設した「第二工場」が戦後日本撤退後の1945年に「遼寧省営醸造廠」となり、1949年には「瀋陽啤酒工場」、1957年に「雪花啤酒」と名称を変え、1994年に華潤創業の資本投下により「華潤雪花啤酒」となり、現在は「瀋陽華潤雪花啤酒」と呼ばれているとのこと。

瀋陽華潤雪花啤酒は、中国中央政府系企業集団である華潤集団が2016年にそれまでSABミラーが50%保有していた株式をすべて買収したことにより100%華潤集団の子会社になっている。

そんな歴史の雪花ビール純生を、瀋陽の老边饺子馆本店で皇帝お墨付きの餃子に舌つづみを打ちながら一緒に飲めば、まさに地産地消で、さまざまな満洲の歴史と文化を感じながら現地で飲むビールは、やっぱり特別に美味しく感じられます。

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