(現地で飲む)世界のビール vol.125

ラベルが可愛らしい「YOUNG MASTER 少爺 CLASSIC Pale Ale」

香港クラフトビール業界を牽引する先駆的ビールのひとつで、フルーティな香りと優しい飲み心地が女性受けしそう。

at HK Brewcraft in Central, HONGKONG

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場所:
香港ブリュークラフト(HK Brewcraft)

住所:
4/F, 15 Cochrane St, Central, Hong Kong Special Administrative Region of the People’s Republic of China 香港(中華人民共和国香港特別行政区)
+852 5925 2739
地図

備考:
香港セントラル地区から香港島中腹まで斜面を昇っていくヒルサイド・エスカレーターの途中にある、クラフトビールのボトルショップ。

小さな雑居ビルの4階にあるので、目的を持って来るお客さん以外は来ないんじゃないかっていう場所。

お店はパッと見ると楽器かスポーツ用品のプロショップみたいな雰囲気で、初めてのお客さんは戸惑うかもしれませんが、

入って右手奥には世界中のクラフトビールが並んでいますので、ご安心を。

しかも世界のクラフトビールをタップバー価格でなく、普通に小売り価格で買えるショップでありながら、その場で試飲もできるので、飲んだことのないビールでも気軽にチャレンジできてしまう嬉しいお店。

けど、すべてのビールが冷蔵庫に入って冷えているわけではないので、その点あしからず(^_^)

ちなみに「香港ブリュークラフト(HK Brewcraft)」は、自家醸造の器具やビールの原材料などを販売しており、自分でビールを醸造してみたい人にも手ほどきをしてくれるとのこと。

だから「香港ブリュークラフト」のグラスには“BREW NOW. DRINK LATER.”というキャッチフレーズが書かれているのだと納得。

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さて、この「ヤング・マスター(YOUNG MASTER 少爺)」ビールを提供するのは、香港島の南側、香港仔(アバディーン、Aberdeen)周辺にある工場エリアに醸造所を構える2013年にクラフトビール醸造を開始した「ヤングマスター醸造所(Young Master Brewery)」です。

創業者のロヒト・デュガー(Rohit Dugar)は、ゴールドマン・サックス勤務時代での投資銀行業務により、2011年にアメリカから香港に異動してきましたが、香港には輸入ビールばかりで地ビールが不足していることに不満を抱き、キャリアを投げ棄て趣味のビール醸造に本腰を入れて先駆的に自分でクラフトビール醸造所を立ち上げることにしました。

ロヒト・デュガーは、小規模な町工場的な趣味のクラフトビール工房から開始したこともあり、1963年の古き時代の香港映画「工廠少爺」から想起して、醸造所を「ヤングマスター(少爺)・ブリュワリー(Young Master Brewery)」と名付けました。

ちなみに“工廠少爺”とは“工場の若旦那”とでもいう意味で、映画は町の紡績工場を経営する父親の元に海外留学から帰って来た息子(若旦那)が、工場運営に悪戦苦闘しながら繰り広げられる喜劇です。

そんな若旦那(ヤングマスター、少爺)の工場での奮闘ぶりをビール造りの奮闘に重ねて名付けらたので、「ヤング・マスター(YOUNG MASTER 少爺)」ビールシリーズのトレードマークのカンフーパンツは、実はカンフーパンツではなく、古い時代の香港の工場労働者の作業着のイメージだとか。

個人的にはどう見てもカンフーの戦う構えをしている足にしか見えないのですが。

また、この「クラシック・ペールエール(CLASSIC Pale Ale)」のラベルの背景は、古き良き香港らしいゴチャゴチャした街並みが描かれており、ビルの谷間から見上げた空に離着陸間際の旅客機が目の前に迫るという懐かしい香港の風景が再現されていて、思わずホッコリさせてくれます。

「ヤング・マスター」ビールシリーズは、その他いくつかの種類のビールを季節限定も含めて醸造しておりますので、ご興味おありの方は香港セントラル駅の隣駅「アドミラルティ(金鐘)」駅からMRT南港島線に乗って2駅の「黄竹杭(Wong Chuk Hang)」駅から徒歩5分程度の「ヤングマスター・ブリュワリー(Young Master Brewery)」の醸造所内の試飲バーに、ぜひとも訪れて各種飲み倒してみてください(^_^)

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