ホーチミンの夜景に乾杯!

ホーチミンには幾つかルーフトップバーがありますが、ここは繁華街からちょっと離れ孤立しているお陰で、空いているうえ眺めも秀逸!

at Air Saigon in Ho Chi Minh, VIETNAM

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場所:
エア・サイゴン(Air Saigon)

住所:
136 Lê Thị Hồng Gấm, Phường Nguyễn Thái Bình, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh, Cộng hoà Xã hội chủ nghĩa Việt Nam(ベトナム社会主義共和国、Socialist Republic of Vietnam)
+84 97 458 77 88
地図

備考:
ホーチミンの中心市街地や繁華街といえば、コロニアル建築や高級ホテル等が建ち並ぶドンコイ通り周辺や、バックパッカーをはじめとする旅行者が集まるブイブエン通り周辺が有名ですが、その2つのエリアの中間あたりにあるのがルーフトップバー「エア・サイゴン(Air Saigon)」です。

周辺からは抜きん出て高層ですが、普通に地元の高層マンションの屋上にあるという感じなので、知名度は低いのかも知れません。

そのおかげで酔客も少なく、ゆったり落ち着いた雰囲気で夜景を眺めながら呑むことができます。

フロアは小洒落たクラブ風で音楽が鳴り響いておりますが、人が少ないので、喧騒感はありません。

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↓なお、ここ「エア・サイゴン」から北西方向に見える高層ビルの最上階および屋上には、有名な「チル・スカイバー(Chill Skybar)」があり、そちらは群衆とともに夜な夜なクラブ調に盛り上がるので、パーティ好きはそちらがオススメです。

↑ちなみに青く光る「チルスカイバー」のビル右手前ベンタイン市場前から左奥バックパッカーエリアまで約1km続く公園は、「9月23日公園(Công Ngày 23 tháng 9)」と名付けられており、ベトナムと日本の歴史を想起させてくれます。

その“9月23日”とは、1945年9月23日のことで、1887年から50年以上ベトナムを植民地支配してきたフランスをはじめとする白人支配に対して、ホー・チ・ミン氏の「奴隷として生きるより、自由に死ぬことを選ぼう(Thà chết tự do còn hơn sống nô lệ)」という呼びかけで、ベンタイン市場前の広場に市民が集まった日「南部抗戦の日(Ngày Nam Bộ kháng chiến)」を記念した日付けなのです。

転じてベトナムでは、“9月23日”の記号は“ベトナム不屈の精神”を現し、ホーチミン以外のベトナム各地にも“9月23日”を名前に冠した公園や通りがあります。

その様な1945年9月23日と言えば、日本は大東亜戦争の敗北を認めて降伏した後であり、ベトナムに再び進駐してきたイギリス軍やフランス軍によってベトナムで捕虜になった日本軍兵士らは、ベトナム市民を鎮圧する英仏側に協力させられることに。

ところが日本軍兵士の中には陸軍中野学校二俣分校で諜報や遊撃を叩き込まれた谷本喜久男少尉などの特務将校もおり、彼らの本来の目的である、“欧米列強の植民地支配からアジアを開放する”という場面に直面した彼らは、英仏軍から抜け出し独立開放を目指すベトナム市民の側に合流。

彼ら旧日本軍兵士ら約600人が大東亜戦争終結後もベトナムに残り、ベトナム陸軍学校の教官となって遊撃戦(ゲリラ戦)などの作戦指導や戦闘技術を仕込んだことで、後のベトナム民族独立やアメリカとのベトナム戦争におけるゲリラ戦の成功につながったという。

そんなベトナムと日本との歴史的な関わりを、夜景を見下ろしながら想いを馳せることが出来るのも、この落ち着いた雰囲気のルーフトップバーだからこそ(^^)

周囲に隣接した高い建物がないので、開放的な眺望でグルっと見渡せます。

またライトアップされたプールがあるフロアもあり、水のゆらぎと街のあかりが落ち着いた心地好い癒やしの時間をもたらしてくれる「エア・サイゴン」は、空いているからこそ魅力があり、実はあまり他人にオススメしたくない穴場ルーフトップバーなのです(^^)

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