
シェムリアップの夜に乾杯!
世界遺産アンコール遺跡群の観光拠点の街シェムリアップ。
世界中からの観光客が集う夜は、否が応でも盛り上がらない訳がない!
そんな喧騒を見下ろすルーフトップバーでの一杯は格別です。
at The Soup Dragon on Pub Street in Siem Reap
.
..
…
場所:
ザ・スープ・ドラゴン(The Soup Dragon)
住所:
8-12 Street 08, Krong Siem Reap, Preăh Réachéanachâkr Kâmpŭchea(カンボジア王国、Kingdom of Cambodia)
地図
備考:
カンボジア王国を代表する世界遺産と言えば、アンコールワットをはじめとするクメール王朝時代の首都であったというアンコール遺跡群。
アンコール遺跡群の古くは9世紀頃から建設が開始されましたが、アンコール・トムを建てたジャヤーヴァルマン7世(1181-1218年)の栄華を最後に、現在のタイ王国の祖といわれるアユタヤ王朝のシャム族に征服されてしまいました。
そこから400年ほど後の17世紀になってようやくシャム族からクメール人がこの地を奪い返したことから、“シャム族(Siem)を刈り取った(Reap)”という意味で名付けられた街が“シェムリアップ”。
欧米による帝国主義が拡がる20世紀初頭には「フランス領インドシナ」の一部となってフランスの植民地となったシェムリアップですが、そのため今でも街中の建物に往時のフレンチ・コロニアル様式の建築を見ることができます。
さて、その後1941年の「タイ・フランス領インドシナ紛争」終結によりタイ王国領になったり、大東亜戦争後はまたフランス領になったりしましたが、なんと言っても1970年からのカンボジア内戦による赤軍共産主義勢力であるクメール・ルージュによる、全国的な知識人粛清や資本主義を否定した原始共産社会を目指した強制労働による農村化にてシェムリアップの街も荒廃。
そんな激動の時代の荒波に揉まれたシェムリアップですが、カンボジア内戦が終結した1991年10月以降になってようやく世界中からの観光客を受け入れられる様になりました。
カンボジア内戦時クメール・ルージュによるアンコール遺跡群の基地拠点化と籠城で、最後まで交戦の舞台になったことで報道に頻出し、それにより世界から注目される様になったアンコール遺跡群。
アンコール遺跡群は、そのほとんどがシェムリアップを中心に分布しております。
ということで、否応なしに世界中からの旅行者が集うことになったシェムリアップは、昼間の世界遺産観光が目的ではあるものの、夜間飲食の消費の方がより多く地域経済を牽引しているのでは?という盛況ぶりで街は継続して発展。
そんなシェムリアップの夜の中心地は、通称“パブ・ストリート(Pub Street)”と呼ばれる「Street08」。

世界中だいたいどこの観光名所のベース(基地)となる街でも、夜になると酒の勢い相まって、袖振り合うも多生の縁とばかりに世界規模の国際交流が自然発生的に生まれ、夜通し大いに盛り上がりますよね。
特にシェムリアップの場合は、ローマやパリなどの都会の観光地とは違い、日中のアンコール遺跡観光がちょっと非日常感あふれる秘境への探検や冒険的な体験により、非日常の興奮を掻き立てるため、夜もその興奮が冷めやらずに非日常感的に弾けてしまうのかも知れません。
飲食店やバーから溢れる大音量の音楽や生演奏の音色に加えて、酔客の歓声や笑い声で、街中が厚みのある喧騒に包まれるという盛り上がりを見せます。
.
ちなみに少し落ち着いて飲みたい場合は、パブ・ストリートの裏通り(Street08とStreet09の間)にある「裏パブ・ストリート」がオススメ。

.
.
さて、秘境への探検とか冒険と言えば、アンコール遺跡群はアンジェリーナ・ジョリー主演2001年の映画「トゥームレイダー(Lara Croft: Tomb Raider)」の撮影で使われたことでも有名。

特にガジュマルの木による侵食と遺跡の荒廃具合いが、秘境っぽさ満点の「タ・プローム遺跡(Ta Prohm)」が大人気です。

そしてバイヨン遺跡でも見かけたカンボジア版「トゥームレイダー」らしき撮影に、ここタ・プローム遺跡でも遭遇(^^)v

現存する寺院遺跡そのものの荒廃具合が、映画のセットさながらの雰囲気で絵になる!

やはり何度もNGで走り直させられ、カンボジア版の女優アンジーさん、途中泣きが入っていましたが、

何がNGだったのか入念に打ち合わせして、

また走る!

ようやく走るシーンの撮影を終えホッと笑顔(^^)

カンボジア人女優のアンジーさんも、本家アンジーさんに負けず素敵な魅力の持ち主で、遺跡そっちのけで見入ってしまい興奮(^^;
そんなこんなで、“秘境への冒険”も“夜のパブ・ストート”も非日常の興奮が満載のシェムリアップ、ぜひもう一度は来るべし!
.
関連記事:
アンコール遺跡とバイヨンビール
…
..
.
.
.
.


